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アメリカ眼科学会・国際屈折矯正学会が世界の屈折矯正手術の第一人者に選ばれた冨田実院長は、自らのクリニックをOPENするにあたり、選択したレーザーは、アマリス1050RS(シュウィンド社)とFEMTO LDV Z8(ジーマー社)である。
2014年6月に登場したFEMTO LDV Z8は、前作を遥かに凌ぐ機能を搭載し、あらゆる手術に対応した最高傑作と言えます。前作からの「目に優しい手術」を受け継ぎ、更に進化したZ8は、世界中から注目を集めるジーマー社のシリーズ最新作である。
この開発に初期から携わり、その進化に臨床の現場から医学的アドバイザーとして参画してきた冨田院長は、その性能を誰よりも熟知しています。最新型Z8は、裸眼の生活を夢見るすべての患者様のために、自らがアドバイザーとして開発に尽力してきた最新作で、世界が最も注目しているレーザー白内障手術“Z-CATARACT”にも対応しています。
また、アマリス1050RSは、最新のアイトラッカーを搭載しています。前作の7次元から8次元へと進化したアイトラッカーは、微細な眼の動きを感知する新たな機能が盛り込まれ、更に手術の正確性を向上させています。世界最速の照射スピードが手術のリスクと負担を軽減し、最新型Z8との組み合わせは、まさに今考えられる最高のレーシック手術を提供することができると言えます。患者様のために最高のレーザーを選択した冨田院長は、今後もレーザーの開発には惜しみなく尽力していきたい考えです。
アマリスは、ドイツのシュウィンド社が誇るエキシマレーザーで、その最新モデルが「アマリス1050RS」です。アマリスは、数あるエキシマレーザーの中でも、全てにおいて性能が優れており、世界中の眼科医からも高い評価を得ています。
アマリスは、世界最速の照射スピードを誇り、他のエキシマレーザーの1秒間に10~20発のレーザーショット数と比較すると、1秒間に1050発のレーザーショットを実現しています。そのため、手術時間が大幅に短縮され、安全性が向上し、多くの患者様が恩恵を得ています。また、エキシマレーザーには、手術中に目の動いた時に、その動きを追尾してレーザー照射できるアイトラッカーが搭載されています。大半のエキシマレーザーは、縦軸と横軸の平面的な2方向(2次元)の動きにしか対応していませんが、アマリスは、眼の回転や傾きなど立体的な動きにも対応しており、8方向の眼の動きを追尾してレーザーを照射することができます。これを8次元アイトラッカーといい、日本初の最新鋭機種として冨田実アイクリニックに導入されます。
アマリスの最大の特徴は8次元アイトラッカーが搭載されていることです。
従来機は、2次元のアイトラッカーが現在も主流で、平面的な眼の動きにしか対応できませんでした。眼は球体のため、その動きは立体的です。そのため、従来機の平面的なアイトラッカーでは立体的な動きが追尾できず、照射ズレの原因でした。
アマリスのアイトラッカーは、8次元で眼の動きを追いかけますので、平面的な動きから立体的な動きまで、あらゆる眼の動きに対応しますので、正確なレーザー照射が行えます。
従来は手術後に高次収差といわれる不正乱視が増加することがありました。アマリス1050RSに搭載されている「アベレーションフリー」プログラムには、手術後の不正乱視を抑え、患者さまひとりひとりが手術前に見えていた「自然な見え方」を保ちます。
<レーシック後に高次収差(不正乱視)が発生した見え方>
高次収差が増加すると、見え方にも大きく影響します。夜間にまぶしさを感じるようになり、ハロー・グレアなど、光が二重にぼやける・散乱してにじんだように見えるなどといった夜間視力に影響を及ぼすことがあります。アベレーションフリープログラムは、高次収差の増加も抑えた照射プログラムです。
FEMTO LDVは、スイスのジーマー社製のフェムトセカンドレーザーであり、その最新版が「Z8」として2014年6月に発売されました。
院長の冨田はFEMTO LDV シリーズの「Z6」「Z8」の開発にもかかわっており、LDVの現在の比較を国際雑誌に発表しています。
この「FEMTO LDV」シリーズの最大の特徴は角膜に与える負担が少ないことです。従来のレーザーと比較して、扱うエネルギー量が少ないため、目にかかる負担が最小限に抑えられ、術後の炎症リスクを抑えることが出来ます。また、スポットサイズ(照射サイズ)も1μmと非常に小さく、眼にやさしい手術が可能となりました。
Zレーシックの何よりの特徴はその安全性です。FEMTO LDVシリーズは、他のレーザーと比較してレーザーの照射エネルギーが低く、手術後の炎症を抑制する効果があり、術後の早期回復が期待できます(2012年、アメリカ眼科学会に報告されています)。また、レーザーの照射スポットも非常に小さく、精密なレーザー照射を可能としていますので、安全かつ正確な手術を実現しています。これが、「目に優しい手術」として多くの患者様から支持される理由です。当院で採用した“FEMTO LDV Z8”は、Zレーシックシリーズの中で最もスペックの高いモデルです。
照射エネルギーが低いため、角膜へのダメージが少なく、正常な組織も残り術後の早期回復が期待できます。
世界最小の照射エネルギーと世界最小の照射スポットで、眼に最も優しいレーシック、老眼治療、レーザー白内障手術を提供します。フェムトLDVと用いた手術は従来のレーザーに比べて、ドライアイを防ぎ、炎症も抑えることに成功しました。(Journal of clinical ophthalmology 2013にて報告されています)
従来機では、数値の設定単位がマイクロメートルでしたが、Z8はナノメートル設定に進化しています。マイクロメートルの1/1000の詳細な設定が出来るため、作成したフラップの誤差が従来の±20㎛から1㎛まで是正することができます。
Z8に搭載されたODT機能は、実際の角膜の断面を確認しながらフラップを作成することができます。角膜は5つの層でできていますが、個々によってその厚みは異なります。個々で違う角膜を断面で確認しながら、理想のポジションにフラップを作成することができますので、究極のカスタマイズフラップを作成することができます。
患者さまひとりひとりの角膜の状態を確認しながら、目の状態を把握しながら手術をすることができます。
また、「FEMTO LDV Z8」ではレーザーの強さそのものが小さい分、角膜の組織に与えるダメージも最小限に抑えており術後の炎症が少なく、フラップリフトがスムーズなため術後経過も良好というメリットがあります。
まずはレーシックを受ける前に、適応検査を受けます。これは簡単にいえばレーシック手術をすることに問題がないかどうかを調べるための検査です。中にはレーシックに向かない人(後述)もいますが、そういった方たちはこの段階で医師からそのことを教えてもらえるため、安心です。
適応検査で問題がないとわかったら、手術を開始します。手術ではまず、角膜をレーザーで0.1mmの厚さで切開し、フラップと呼ばれるフタを作ります。フラップを作成することによって術後の痛みがほとんどなくなりました。
次の段階では、フラップをめくって角膜実質を削ります。レーザー照射はほんの数秒で終わります。どんな目の動きにも対応出来る8次元アイトラッカーを搭載しており、精度も高くなっています。
角膜を削ったらめくっていたフラップを戻して手術は終了です。手術後は約30分回復室で目を休めて、医師の診察を受けて帰宅します。視力はレーシック手術終了後から回復しますが、手術後1週間程度は目を強くこすらない、テレビやパソコンは目が疲れない程度にとどめる、運動を避けるなどの配慮が必要です。1週間もすれば日常の行動に制限のない元の生活に戻ることが出来ます。
・角膜の厚さが一定以上ない人
・白内障、緑内障、網膜剥離など、角膜に何らかの病気がある人
・18歳以下の未成年
・強度の近視の方
・職業上裸眼視力が必要な方(スポーツ選手、モデルなど)
・メガネやコンタクトを煩わしいと感じている方
ハローは、光の周りにぼやっと霞のようなものが見える減少です。
グレアは、光が放射状にキラキラと眩しく感じる現象です。
手術直後は、一時的に神経が遮断され、眼が乾燥しやすくなります。
※これらの症状は出ない方もおり、通常の場合6ヶ月〜1年以内に改善されます。
長期的な症状はクリニック側の努力によって防ぐことが出来ます。つまり、信頼できるクリニックを選べば、リスクはほとんどないのです。信頼できるクリニックを見極めるためには、医師とよく話し合い、どんな装置を導入しているのかについて知り、レーシック手術の方法について初歩的な知識だけでも知っておく必要があります。
レーシックを受ける際にはその費用だけでなく、アフターケアの充実度や衛生管理なども総合的に見て、治療を受けるクリニックを見つけるようにしましょう。 手術前から手術後まで、一貫した主治医があなたの目を見てくれるクリニックがベストといえるでしょう。
レーシックの手術料金は、医療費控除の対象となることがあります。医療費控除とは大まかに説明すると、1年に10万円以上の医療費がかかった場合にその一部が戻ってくる制度のことです。控除を受けるためには確定申告を所轄税務署に行う必要があります。医療費の支出を証明する領収書は、確定申告書に添付しましょう。詳しくは所轄の税務署にご相談ください。 また、医療保険に加入している場合は、手術給付金がもらえることがあります。保険会社にもよりますが、大体5万円~10万円前後の給付金が支給されます。